香川県高松市の大西秀人市長(65)が16日、定例会見で、国民民主党の玉木雄一郎代表(55、役職停止中)との不倫が報じられた同市観光大使を務める元グラビアアイドルの女性について「ご本人に対しまして、当面の間でございますけれども、観光大使の活動について、一応活動を控えていただくように文書で要請させていただいた」と、活動自粛を要請したことを明らかにした。
大西氏は、同市が14日、女性にメールを送ったとした。活動自粛を要請した理由について「報道等におきまして、観光大使のイメージダウン等が図られた」と説明した。
2024年11月に、玉木氏との不倫関係が一部週刊誌で報じられた。「さる11月に報道等を受けまして、観光大使の方について、状況確認あるいは本人の意向確認ということで、ちょっと時間を要しておりました」とやりとりを明かしたが、女性の反応については「プライバシーに関わることですので、お答えは控えさせていただきます」と述べた。
同市は2019年、女性を観光大使に任命。同市の判断で委嘱を解くこともできるが、大西氏は「観光大使自体について、関係する事案ではないという風に思っています」と解嘱ではないとした。