セレブタレントのパリス・ヒルトン(43)が、ロサンゼルス火災被災者のために72時間で80万ドル(約1億2500万円)を集めた。南カリフォルニアを襲い25人の命を奪った壊滅的な山火事でマリブの自宅を失ったパリスが、自らの非営利団体「11:11 メディア・インパクト」を通じて被災者支援のために巨額を集めて称賛されている。
パリスはこのうち15万ドル(約2300万円)をGoFundMeの山火事救済基金に寄付するほか、アルタデナの150家族には生活再建に向けた現金支援を行う予定だ。
パリスは、インスタグラム・ストーリーに綴った。「現金支援は、尊厳と選択肢を提供するわ」「衣服であれ、シェルターであれ、薬であれ。私たちは一緒に、この壊滅的な時期に、家族が自分たちの条件で再建し、安定を得るのを助けているの」
金銭的な支援だけでなく、パリスは非営利団体Baby2Babyのボランティア活動にも参加しており、イートン火災の最中にパサディナの動物愛護団体に保護されたズズという犬の里親にもなっている。
またパリスは、夫カーター・リウムと2人の幼い子供たちと暮らしていたマリブの自宅が焼け落ちるのをテレビで見たと明かしており、焼け跡に戻った時の辛い心境を「心が粉々に砕け散った」と語っていた。