女優ジュリア・スタイルズ(43)が、亡きヒース・レジャーさんを「とても親切で寛大な人」と偲んだ。2008年1月22日に28歳の若さでこの世を去った天才俳優とコメディ映画『恋のから騒ぎ』(1999年)で共演したジュリアは、まだハリウッドの駆け出し女優だった自分をとても気楽にさせてくれたと当時を振り返った。
ジュリアはE!ニュースに話した。「彼は素晴らしい人だった。とても明るい人で、彼が来ると部屋全体が明るくなったものよ。ハリウッドの大作映画で初主演をする女優は、相手役と気楽な気分になれる必要があるものでしょ。そういう意味で、彼はとても寛大だったの」
「私が詩を読み上げるシーンがあるんだけど、私は泣いたり、涙ぐんだり、言葉を詰まらせたりするはずじゃなかった。でも、もう映画が終わりとなり、制作も終わるんだって思ったらそうなってしまったの。あの経験全てにとても感動していたんだと思う」
ウィリアム・シェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』を現代の世界で描いたその作品が、公開から20年以上たった今でも人気があることについて、ジュリアは以前、「うれしく、感激している」と明かしていた。
ヒースさんは、映画『ダークナイト』のジョーカー役で神懸かり的な演技を披露し、アカデミー助演男優賞に輝いた。処方薬の過剰摂取により映画公開前の2008年1月に帰らぬ人となった。