新作映画『スーパーマン』は、『トップガン マーヴェリック』にインスパイアされていることが分かった。来年公開予定の俳優デヴィッド・コレンスウェット(31)が主役を務める同作。トム・クルーズ主演の2022年作に影響を受けたそうで、空中でのアクションシーンにドローンを使用したことをジェームズ・ガン監督が明かした。
ギズモードにガン監督はこう話す。「空での撮影は本当に難しいんだ。『トップガン』のような映画から多くを学んだ。『マーヴェリック』のような映画からね。スーパーマン、彼と一緒に飛んでいる人々、エンジニア、彼が上空で戦う者たちなど、アクションの多くを実際にドローンを使って撮影したんだ」
「サウンドステージ(撮影専用の建造物)でそれをしてね。今は本当に小さいとんでもないドローンがあるんだ。世界でも有数の飛行技術を持つ人たちがそのドローンを使っている」
さらにスーパーマンの衣装についてガン監督は続けた。「様々なバージョンのコスチュームを試したよ。トランクス(赤パンツ)を穿いたり穿かなかったりとテストをしたんだ。デヴィッドが言ったのは、スーパーマンは子供たちに自分を怖がって欲しくないと思っているって。彼は宇宙人で途轍もない力を持っている。目からビームを発射し、信じられない力があり怖いと思われかねない。けど彼は希望と前向きさの象徴でありたいと思っている」
「だから彼はプロレスラーのような恰好をしているんだ。人々を怖がらせないようにね。希望や前向きさの表れで、僕もピンと来たんだ。スーパーマンのコスチュームに軽薄さを無くしシリアスに見せようとするのは馬鹿げていると思う。彼は鮮やかな色のスーパーヒーローでそれが彼である所以だから」
そんな待望の同新作では宿敵レックス・ルーサーをニコラス・ホルトが担当。以前ガン監督はこれまでのスーパーマンの物語とは異なるものになると明かしていた。