米俳優ダニー・マスターソン(48)が、2023年に下された性的暴行の有罪判決に対して控訴を申し立てた。昨年、懲役30年から終身刑の判決を受けた『ザット’70sショー』などで知られるダニーの弁護団は「裁判で誤った司法判断が横行していた」として、有罪判決を覆すよう求めている。
ダニーの担当弁護士クリフ・ガードナー氏は声明の中で「2024年12月18日に提出された控訴人の冒頭趣旨書は、ダニー・マスターソンの有罪判決に2つの根本的な欠陥があることを示しています。(1)裁判には、彼に不利な証拠に対する陪審の見方をゆがめる誤った司法判断が横行しており (2)陪審に提示されることのなかった免責的証拠が驚くほど多くありました」と説明、ダニーの無罪を証明するため闘ってゆく姿勢を示した。
2023年9月、ダニーは20年前に2人の女性を性的暴行した罪で有罪判決を受けていた。今年に入り、弁護団は「危険性の欠如」などを理由に保釈を求めたものの拒否されていた。