日本で栽培・販売されているフルーツはたくさんあるが、中にはあまり見たことのない珍しい果物に出会うことも。育児漫画などを描いているもっこさんの家にも、見たことのない珍しいフルーツがやってきた。その時の様子を『ダンナが貰ってきた謎のフルーツ』というタイトルの漫画でInstagramに投稿している。
ある日、お菓子のような箱を抱えて帰宅したもっこさんのダンナ。もっこさんと子どもたちは期待しながら箱の中身を覗くと、そこにはメロンのような黄緑色にウリのような形で、所々に黒い斑点がついた不気味な果物があった。ダンナが言うには「ポポー」という名のフルーツで、バナナとマンゴーの間みたいな味がするらしい。
ポポーを切ってみると、中には柿の種ような大きめの種がぎっしりで、食べられる部分が少ない。そのうえ、味も表現しづらい独特な風味で、家族で食べてみたものの感想に困る味だったようだ。
ポポーについて調べてみると、熱帯地方のフルーツで、日本には明治時代に持ち込まれたそう。現在でも日本全国で栽培されているものの、賞味期限が3日しかないため、スーパーなどには一般的に出回らないことから、「幻の果物」と呼ばれているようだ。実際にポポーを食べた時の状況について、同作の作者であるもっこさんに話を聞いた。
ー旦那さんはポポーをどのように手に入れたのでしょうか?
会社の方にいただいてきました。その方の庭に木があって沢山できたので社内で分けたそうです。今年はポポー豊作の年だったのかもしれませんね。
ー「森のカスタード」「幻のフルーツ」といったネットの評判を見たとき、どう思いましたか?
ネットには割と良い感想しか載ってないんです!なので、その評判と実際に食べてみた感想とのギャップがありました。自分が食べたのはまだ熟してなかったのか、それともプロにより栽培されたものは美味しいのかな?とも思いました。
ーおばあちゃんが「食べてみたかった!」と大喜びしたシーンがありましたが、実際おばあちゃんは食べてみて、何か感想を言っていましたか?
私と同じく「そんなにおいしいもんではないな」と言っていました(笑)。でも、一度は食べてみたかったから良かったと喜んでくれました。
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