元アイドルが訴え 過去のグラビア写真「一瞬で消えるように」 「地獄みたいな」セクハラ被害も告白

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
遠藤舞さん(2013年撮影)
遠藤舞さん(2013年撮影)

 人気アイドルグループ「アイドリング!!!」の元リーダーで、現在はボイストレーナーの遠藤舞氏が14日、自身のX(旧ツイッター)を更新。グラビアなどの芸能活動をした写真が「本人が希望したらいつでもこの世から一瞬で消えるようになったらいいな」と訴えた。

 遠藤氏は「これはかねてよりずーーっと思っている事なんだけど、グラビア含む芸能人の写真、本人が希望したらいつでもこの世から一瞬で消えるようになったらいいな。グラビアをやりたい子、ずっとやりたくてやっとできた子もいる。それは応援したい。けど引退した後に、消したいと思う瞬間が来るかもしれない。」と問題提起。続けて「あの時は若かったけど、今大人になってから思うと少し恥ずかしいなとか、結婚するから、子供ができたから写真を消したいとか、色々か事情が後から出てくることもある。なかなか難しいのかもしれないけど、自分の身体は自分のもので、どう見せるかはその時々の自分が決めたい。」と削除をしたくなる事情を話した。

 自身についても「実際、私は30代超えて仕事の場でエロクソ親父に検索かけられて、昔の水着の画像出されてジロジロ見比べられたという地獄みたいな経験がある。」と過去に嫌な経験があったことを吐露。「撮影の現場でも本人が嫌だと感じたことは気軽にNGを出せるようになってほしい。インティマシーコーディネーターさんのような人がいて、大人の圧がない状況でどんな事をやりたくて、どんな事はやりたくないかを表明してから撮影できるようになったらいいなと思っている。撮影が始まってしまうと、過激すぎたり過酷すぎたりして嫌だと思っても、空気的になかなか言い出せない。特に若年層の撮影の際はその辺の線引きはデリケートに扱うべきだと感じる。」と自身が経験した現場の空気感を交えて語った。

 遠藤氏は2006年にオーディションを経て「アイドリング!!!」に加入。09年にリーダーに就任し、14年にグループを卒業。17年に芸能活動を引退し、以降はボイストレーナーとして活動している。

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