欧米の照明事情がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのはイギリス在住のMiki Luuさん(@Miki_Luuuu)が
「イギリス人のダイニングって、
めっちゃ暗くないですか?
今まで行ったイギリス人の家で、
日本みたいに明るい電灯ついてる家、
みたことない」と紹介した一枚の写真。
ほとんど真っ暗な部屋で、人がいるソファーの傍にだけスタンドライトのひかえめな灯りがぽつり。日本の感覚だとまるで就寝直前のような照度だ。
今回の投稿に対し、SNSユーザー達からは
「イギリスで白球電球使ってる人少ないと思う。これはまだ明るい方w」
「レストランでメニューが見えないくらいのところもありますね。お値段が見えないように暗いのか勘ぐってしまいます🤣」
「ドイツも暗かったなぁ。会議室で最初は自然光でもよかったんだけどだんだん日が傾いてきて日本人なら絶対灯りをつけるタイミングでも平気で薄暗い中で会議を続けていた。資料がぎりぎり読めるか読めないか。逆に明るいところではサングラスをかける。要するに目が暗い方に適応しているのだろう。」
など数々の共感の声があがっているがいかに。Mikiさんに話を聞いた。
ーー写真はどちらのお宅でしょうか?
Miki:写真のリビングは義理の両親の家です。
ーーイギリス人のお宅はどこもこんな具合なのでしょうか?
Miki:イギリスの家で蛍光灯を見たことがありません、だいたいみんなの家が暗いです。私の旦那も日本の蛍光灯が明るすぎて好きではないみたいです。旦那は目がブルーなのですがやっぱり色素の問題なのでしょうか?
ーーイギリスではダイニング以外の空間も暗めなのでしょうか?
Miki:公共施設はともかく、みんなの集まりの場であるパブは暗いです。旦那は日本ではサイゼリヤが好きなのですが、照明に関しては明るすぎるって毎回ブーブー言ってました。
ーー反響へのご感想を。
Miki:反響の大きさには驚きましたが、共感してくださる方が多いことが嬉しかったです。いつも旦那に家が暗いくらいと文句を言ってて、旦那が私が文句多いと思ってたのですが、日本人の方みんなイギリスや、ヨーロッパの家が暗いと言ってたので、私だけじゃないんだよって伝えることができました。
◇ ◇
青、茶色など瞳の色が薄い白色人種は強い光を好まず、黄色人種からすると薄暗く感じる程度の明るさを心地よく感じるそうだ。また暗い空間ほどお洒落だという感覚もあり、蛍光灯よりは白熱電球を多用する傾向にあるという。日本でも身体的な条件で嗜好が異なるということはよくあるが、人種が違うとなるとその差異は大きなものがありそうだ。
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