人気女性アイドルグループ「JamsCollection」が16日、公式X(旧ツイッター)アカウントを更新。メンバーの一宮彩夏、神楽胡音、大場結女の3人が「契約違反」などで一斉に脱退したことを発表した。
公式アカウントは「重要なお知らせ」と題して、文書を4枚公開。「現在取り沙汰されている問題につきまして、ここまで各所と必要な精査・協議を行っておりました」とし、一宮彩夏、神楽胡音、大場結女の3人が「本日付けでグループを脱退することをご報告させていただきます」と発表した。脱退判断については「本人、必要に応じて保護者様、弁護士との話し合いの場を設け、契約内容に沿った判断基準での結論となります」とした。
運営は「保護の観点から具体的な内容については記載しかねる事柄もある」と詳細は明かさなかったが、大場は「現在取り沙汰されている状況や画像につきましてはグループ加入前のものであること、またグループ加入後もファンである関係性などの状況を把握していない時期のやりとりが記載されているものと、本人から説明を受けている」とした上で、「今後グループとしては活動を続けていく事での信頼回復が難しい旨と、本人よりグループ活動辞退の申し出」があったとして脱退。ネット上では男性ファンと仲睦まじい様子の写真などが拡散されていた。大場本人は「応援していただいているみなさんにご心配やご迷惑、そしてこのようなお知らせで悲しい思いをさせてしまって、申し訳ありません」と謝罪した。
一宮は「契約違反に該当する行為」があったとし、本人のコメントで「私が武道館に立てる人間ではなかったのに立たせていただいたことを大変申し訳なく思っています」と謝罪した。また大場に関しても言及し、「SNS上に上がっている大場結女の画像につきましても、大場結女がグループ加入前に私自身が友達として紹介した際に撮影された画像になります」とし、「誤解を招いてしまうような軽率な行為をしてしまい、大変申し訳ありません」と説明した。神楽に関しては「今回精査していく仲で契約違反に該当する事案が発覚したため」と記された。
運営は今後のイベントについて「メンバー5名にて参加させていただきます」とし、「引き続き必要な精査を行っていくことと共に、それ以降予定しておりますLIVEやイベント出演についても各所との協議の上、状況がわかり次第、別途ご案内させていただきます」と発表。「改めて管理体制の甘さの認識と反省をしていくことと共に、少しでも皆様からの信頼を回復できるよう取り組んでまいります」と締めた。
JamsCollectionは2021年にデビューした女性アイドルグループ。メンバーは津代美月、保科凜、水瀬さらら、村望しおん、小此木流花、神楽胡音、一宮彩夏、大場結女の8名。神楽と一宮は立ち上げメンバーで、大場は23年に加入。2024年11月12日には武道館でのワンマンライブを終えたばかりだった。