名優デンゼル・ワシントン 引退のカウントダウンを示唆「興味持てるような映画ほとんど残っていない」

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デンゼル・ワシントン
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 アカデミー賞2度の受賞経験を誇る名優デンゼル・ワシントン(69)が、残された映画の本数は限られていると口にした。6月に米フロリダで開催されたアメリカン・ブラック・フィルム・フェスティバルの会場で近年の引退を示唆していたが、このほどリドリー・スコット監督による『グラディエーターII』の後、興味をそそられるものが他にあまりないと明かした。

 エンパイア誌にデンゼルは語った。「私が興味を持てるような映画はほとんど残っていない。私は映画監督からインスピレーションを受けたい。リドリーにはとてつもなくインスパイアされた」

 以前のフィルム・フェスティバルでデンゼルは「カメラの後ろで進行していることは、カメラの前と同じくらいプロとしての自分にとって重要なことなんだ。カメラの前での(演技する)時間はどんどん減っていくと思う」と話していた。

 デンゼルには今後、スパイク・リー監督による1963年の黒澤明監督作『天国と地獄』のハリウッド版が控えている。

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