ワンオペの家事育児に奮闘する毒親育ちの妻、超激務の夫。そんな夫婦の再生を描くコミックエッセイ「レスから始まる“ワンオペ症候群”」(作・ポメ、KADOKAWA)がこのほど、電子書籍で発売された。
家事も育児もワンオペでこんなに頑張っているのに、どうして?ある日、大好きな夫にセックスをはぐらかされたことに始まった、夫婦の「わかりあえなさ」を描いた共感の声続々のコミックエッセイ!ワンオペの子育て・家事に、夫のブラックな労働環境、上の子かわいくない症候群と、気づけば家の中は問題が山積み!でも、自らを縛る“ワンオペ症候群”に気づくと、自分も夫も変わることができた―母からの虐待、歴代彼氏のDVを経験してきた著者が、粘り強い話し合いを通して離婚の危機から再構築に成功するまでが描かれる。
小学生と幼稚園児の2人の子どもを育てる母である、作者のポメさんは「母親だから。妻だから。皆これくらいやってるから。あのときのわたしのような、自分で自分を追い込んで周りが見えなくなっていく負のスパイラルを表現したいと思い、“ワンオペ症候群”という言葉をこの本のタイトルに選びました。ワンオペ子育てもセックスレスもブラックな会社勤めも、誰の家でも起こりうることだと思います。だからこそこのお話が、『わたし無理してたのかな』『少し休んでもいいのかな』と思ってもらうきっかけになれば嬉しいです」とコメントを寄せた。