グラミー賞歌手テイラー・スウィフトがネットオークションサイト「eBay」で購入したカンザスシティ・チーフスのビンテージジャケットを着て、恋人で同チームのTE(タイトエンド)トラヴィス・ケルシーの試合に駆けつけた。テイラーのスタイリスト、ジョセフ・カッセル・ファルコナーが同チームの赤と金のカラーが袖にあしらわれた1990年代製の黒のレザージャケットを購入していたことが判明した。
カンザスシティを拠点とするTikTokerでスウィフティー(テイラーのファンの総称)のコートさんは先日、チーフスの本拠地・アローヘッド・スタジアムで行われた「チーフス対バッカニアーズ」の試合を見た母親から、観戦しているテイラーが自分が売ったジャケットを着ていることを指摘され驚愕したという。
コートさんは「今夜のチーフスの試合でテイラー・スウィフトが私の古いジャケットを着ていた!」とコメント。「そういえばeBayで売ったんだと思って、パパに確認したら『ああ、それならカリフォルニアに送ったぞ』って」とすでに売却済みだったこと確かめた。そして、ジャケットの折り目からテイラーが着ていたものと同一であることを確信。その後、ジョセフが落札し、カリフォルニアに発送されたことがわかったという。
コートさんは「私は長年のスウィフティー。もう20年近くになる」とテイラーの大ファンであると説明。「おかしくなりそう」「テイラーのスタイリスト、ジャケットを買ってくれてありがとう。今までで一番クールな出来事だった」と自身の服が推しに渡ったことを喜んだ。
このジャケットにテイラーは、黒のTシャツ、デニムのショートパンツ、クリスチャン・ルブタンのサンティア・ニーハイブーツ、シャネルのゴールドネックレス、クリスチャン・ディオールのサドルバッグでコーディネートを完成させていた。