10月30日に放送された、tvNのバラエティー番組「ユ・クイズ ON THE BLOCK」に、ソロでカムバックしたBIGBANGのG-DRAGONがゲスト出演。薬物使用疑惑に巻き込まれた当時の心境を間接的に明かした。
入隊前にリリースしたアルバム「KWON JI YONG」について「人々に、僕自身を紹介して入隊したかった。G-DRAGONという歌手は、クォン・ジヨン(G-DRAGONの本名)という人間なんだと伝えたくて。かなり個人的なストーリーを込めたアルバムだが、あまり人に知られたくないという思いもあった」と説明した。
また「(BIGBANGの)『HARU HARU』『LIES』を聴いていたのはかなり昔だけど、『KWON JI YONG』は、聴くたびに歌ではなく物語のように感じる。今は過ぎたことで、頭の中で整理がついているけど、当時はその年齢でできる経験をした。今はゆったりと健康的に生きていて、顔も印象も口調も、以前とは変わったと思う。鋭い印象ではないけど、個人的には好きだ」と語った。
さらに、昨年の薬物使用疑惑をはじめ、自身を取り巻いていたさまざまな噂についても、間接的に心境を打ち明けた。
G-DRAGONは昨年、薬物使用事件に関与した疑惑が浮上。薬物使用疑惑で、警察から調査を受けた後に死去した、俳優のイ・ソンギュンさん(当時48歳)に対する恐喝・脅迫の容疑で起訴された、風俗店の従業員は当時、警察の取り調べを受ける過程で、G-DRAGONに言及し、警察はただちに捜査に着手した。G-DRAGONは、自ら警察に出向いて取り調べを受けたが、国立科学捜査研究院による精密検査の結果、薬物成分は検出されず、疑いを晴らしている。
このことについて「これまで、ずっと華やかな生活を送ってきたが、身に覚えのない問題に巻き込まれた。僕にできることは何でもやりたかったけど、答えが見つからない状態で、追いつめられた感じだった。窮地に追いやられ、前にも後ろにも進めなかった。精神的に疲弊して、危険な考えが浮かびそうになり、無理矢理にでも自分を保とうとした。そのような困難を、繰り返したくなかった」と打ち明けた。
また「以前は困難に打ち勝とうとしていたけど、今は負けることにしている。打ち勝とうとはしない。瞑想や茶道をして、安定を保っている」と近況を伝えた。