「下品」「虚しい限り」高市早苗氏が憤慨X「民放2局」に不正確報道で叩かれたと 応援演説報道に反論

デイリースポーツ デイリースポーツ
 高市早苗氏
 高市早苗氏

 高市早苗衆院議員が31日にX投稿し「今回の衆院選の私の遊説について、地上波の民放2局で不正確な報道をして私を叩いていた旨を、仄聞しました」と記した。

 「例えば、私が関西を中心に30箇所を回ったとか、殆ど落選させてしまったという旨の誤報道」と指摘している。

 「私が街頭演説や決起大会演説などに伺ったのは、46箇所です。遊説地域は、ブロック別では、北海道、東北、北関東、南関東、東京、北陸信越、東海、近畿、九州でした」「伺えない選挙区については、個人演説会場で流して頂く応援動画を送信するなど、計62箇所に対応致しました」と衆院選での遊説活動を詳細に説明。

 「遠方での街頭演説で疲れ切って夜遅く東京の事務所に戻ってから動画を収録したり、飛行機の待ち時間に収録したりして、深夜に秘書が編集して各選挙事務所に送信。私も秘書達も、体力の限界まで頑張りました」と記した。

 「もともと情勢調査で大激戦になっていたり、対立候補がリードしている選挙区を選んで回るわけですから、私が演説をしたくらいで楽に当選できるはずもありません。残念な結果だった選挙区も多々ありましたが、選挙区当選や比例復活当選ができた選挙区も、それなりの数はありました」としている。

 「役職も無い自民党の1人のヒラ政治家であり、奈良2区の1候補者」だが、政調会長だった3年前と同様に、「12日間の選挙期間のうち丸11日は他選挙区で過ごしたわけです」と説明した。

 「党本部からガソリン代や高速道路の通行料金が支給されるわけでもなく、長距離を遅刻しないように運転してくれた私の秘書も大変な疲労だったと思います」とも。

 そのうえで「次の総裁選目当てだろうなどという下品な報道は、流石に悔しいですね」「選挙応援は、純粋に党勢拡大を期するもので、3年も後の総裁選などとは無関係です」「選挙後も、特に党役員から慰労の御言葉を頂いたわけでもなく、ヒラ政治家が勝手にボランティア遊説をしていただけの事です」と記し、「少なくとも心身ともに限界まで頑張った挙句に、不正確な憶測報道をされ、コメンテーターに叩かれるのでは虚しい限りです」と訴えた。

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