2019年にはカミラ・カベロとのコラボ曲「セニョリータ」で「第62回グラミー賞」(20年)の最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ)にノミネートされるなどしたカナダ人歌手ショーン・メンデス(26)が、自身のセクシャリティに関して理解しようとしているという。カベロやサブリナ・カーペンターらと交際してきたショーンだが、自身の性的志向がまだ把握できていないそうで、世間の注目を集めながら自分の気持ちを整理するのが怖いと明かした。
28日に米コロラドで開催されたコンサートの映像がSNSでシェアされ、その中でショーンは「自分の人生とセクシャリティに関する真実、皆と同じように僕も理解に努めている。本当にわからなくなる時もあればわかる時もあって」と話している。「僕らはそのことについて多くを語る社会にいるから怖くもある。勇気を出し、ただ人間であること、物事を感じることを自分自身に許そうとしている。今のところ言いたいのはそれだけだね」と不安とともに素直な思いも明かした。
更に自分のセクシャリティについて本当に若い頃から他人が噂をしてきたとした上で「セクシャリティはとても複雑なもので、型にはめるのはとても困難だ」と説明。「とても個人的なことだし、(人々に)介入されているように感じてきた。自分の中で把握しようとしていることで、まだ見つかっていなかったし、今も見つかっていない」と続けた。
そんなショーンは私生活を詮索されるストレスを新曲「ザ・マウンテン」にぶつけたという。「この曲を書くことは本当に大事なことだった。自分の心に近いところで語っていることを感じることができたよ」「皆の近くに行き、自分の真実に向き合いたいために、僕は今ただ自由に語るんだ」
同新曲でショーンはこう歌う。「心変わりする日もある。言う必要のあることを言えばいい。僕を若すぎると言ってもいいい。僕を老けすぎていると言ってもいい。女の子が好き、男の子が好きと言ってもいい。君の型にはまるように何でも言ってくれていい」