保護者による子供のスマホ管理の是非がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのは
「待て待て待て
アプリがどんどん消されてくんだけど」とアプリが次々に削除されゆく自身のスマホ画面を紹介したPANDAさん(@PandasLove_0401)の投稿。
PANDAさんは現在14歳の中学3年生。今回の措置は、25分勉強して5分休憩するのが効果的な勉強法だと聞きタイマーアプリ「Forest」を使って勉強していたところ、サボってゲームをしていると勘違いされ強行されてしまったものだということ。
現在、Googleファミリーリンクという機能を使えば保護者は子供のGoogleアカウントを管理し、スマホの利用時間の上限を設定したり、利用しているアプリの制限ができる。成長過程の子供を保護する目的で生まれた機能だが、時おりこういった理不尽も起こってしまうようだ。
SNSユーザー達から
「これ親は子どもの為にやってるんだろうけど逆効果な気がする、、、
ゲームとかSNSって勉強とか頑張るためのモチベに繋がったりするからね」
「にゃんこプロスピポケGOにさらにインスタまで!ヤバすぎる
僕だったら普通に家出してます」
「お可哀想に
昔はポケベル📟かピッチくらいしかなくて最近のハイテク具合と親御さんもハイテク機能使いこなしてるのすげーって思った」
などさまざまな反応が寄せられる今回の投稿についてPANDAさんに話を聞いた。
ーー親御さんはどんな方でしょうか?
PANDA:処置をしたのは父親です。基本的には仲は良いのですが、優しい時と厳しい時がはっきり分かれ、今回は後者でした。
ーーアプリは完全に削除されてしまったのでしょうか?
PANDA:アプリが非表示、使用できなくなるという変更を加えられたのですが、親のスマホを借りて見たらアンインストールじゃなくてあくまでブロックでした。データが残っているので良かったです。
ーーその後、親御さんは事情を理解してくれたのでしょうか?
PANDA:アプリを見せながら説明すると納得してブロック解除してくれました。
ーー反響へのご感想を。
PANDA:こんなのが拡散されるんだなぁ、という感じです。よかったのは、今までとは比べ物にならないくらい多くの意見を聞けたこと。嫌だったのは、過去1週間程度の投稿内容から勝手に人物像を想像し、それがあたかも事実であるかのように話す人達が多かったことです。
◇ ◇
いつの時代も親子の間には理不尽や世代間対立がおこりうるもの。それを結果オーライにできるかどうかは親側の愛情表現や懐の深さが大きく関わってくると思うのだがどうだろうか。ひとまずはPANDAさんのスマホ利用環境が今後より快適なものになるよう願いたい。
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