弘兼憲史氏が謝罪「社外取締役 島耕作」沖縄の米軍新基地建設反対派の描写巡り【全文掲載】

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
弘兼憲史さん
弘兼憲史さん

 漫画家の弘兼憲史氏が21日、「モーニング」連載中の「社外取締役 島耕作」での描写について謝罪した。同誌の公式サイトに謝罪文が掲載された。

 同誌46号の同作において、米軍新基地建設に関連し、「抗議する側もアルバイトでやっている人がたくさんいますよ 私も一日いくらの日当で雇われたことがありました」という登場人物のセリフに関して、問題視する声が一部で上がっていた。

 謝罪内容は次の通り

【モーニング46号(2024年10月17日発売)『社外取締役 島耕作』に関するお詫びとお知らせ】

「モーニング」46号掲載の『社外取締役 島耕作』(作:弘兼憲史)におきまして、米軍新基地建設に関連し、「抗議する側もアルバイトでやっている人がたくさんいますよ 私も一日いくらの日当で雇われたことがありました」という登場人物のセリフがありました。

本作執筆にあたり作者・担当編集者が沖縄へ赴き、ストーリー制作上必要な観光業を中心とした取材活動をいたしました。その過程で、「新基地建設反対派のアルバイトがある」という話を複数の県民の方から聞き作品に反映させました。しかし、あくまでこれは当事者からは確認の取れていない伝聞でした。にもかかわらず断定的な描写で描いたこと、登場キャラクターのセリフとして言わせたこと、編集部としてそれをそのまま掲載したことは、フィクション作品とはいえ軽率な判断だったと言わざるを得ません。

読者の皆さまにお詫びするとともに、編集部と作者の協議の上、単行本掲載時には内容の修正をいたします。

モーニング編集部

弘兼憲史

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