中川翔子 憧れの島耕作から「クビだ!」通告に大感激 髪形は「島耕作が手を出さなかった」秘書を意識 本名改名には「ワクワク」

山本 鋼平 山本 鋼平
CG島耕作とツーショット撮影に応じる中川翔子=都内 ⓒ弘兼憲史/講談社
CG島耕作とツーショット撮影に応じる中川翔子=都内 ⓒ弘兼憲史/講談社

 タレントの中川翔子が14日、都内の早稲田大学大隈記念講堂で開催された「副知事 島耕作 就任式」に登場した。CG姿の島耕作、原作者の弘兼憲史氏、佐賀県の山口祥義知事を前に、圧倒的な〝島耕作愛〟を全開させた。

 人気漫画「島耕作」シリーズと佐賀県のコラボで佐賀県副知事に就任した島耕作と弘兼氏の母校で実施されたイベント。76歳の島耕作は1970年に早大法学部を卒業し、新卒で初芝電器産業株式会社(現社名TECOT)に入社。課長、部長、取締役、常務、専務、社長、会長を経て、2022年にTECOT相談役を退任した。

 幼少時から母の勧めで「島耕作」シリーズを愛読してきた中川翔子。CG姿の島耕作が「佐賀県副知事という身に余る重責の打診を頂き、最初はビックリしました。ただ人生100年時代のキャリアを考えた時、キャリアを生かし地方自治体を盛り上げるチャレンジにとてもワクワクしております。佐賀はがばい盛り上がるバイ!」という決意表明に続いて、一日秘書として登場した。

 中川は「幼稚園から読み重ねてきました。子どもの頃は大人って怖いと思いましたが…今は大人って最高だと思います。仕事も人生も本当に大変だと思いますが、たくさんの理不尽を乗り越えて、誰に対しても優しい島さんは理想の上司です」と〝島耕作愛〟を語り「幼稚園から一緒に働く妄想をしていました。一回怒られたい」とCGの島耕作に熱望。島から「中川君、キミはクビだ!」と通告されると「ヤッター!」と顔をクシャクシャにして喜んだ。

 一方で、この日の髪形は島耕作のTECOT社長時代の秘書、神奈川恵子を意識。「島耕作さんに唯一手を出されなかったので」と、今年4月に入籍した新婚らしい思いも口にした。

 連載40周年を迎えた「島耕作」シリーズ。中川は「思い出がありすぎて」と、母との親子げんかが島耕作の新刊発売とともに収まったこと、母が営む店で島耕作の社長就任を記念した会食が行われ、公式な島耕作社長就任パーティーに自身が参加したことなどを回想した。

 中川は「20代のマネジャーにはビジネスマンのなんたるか、人生はなんたるかがここに詰まっているのでこれを読みなさい、と言っています。今は大町久美子さんのように強くたくましい女性になりたいです」と目標を語った。島耕作と一緒に朗読を行う催しを終えると「公私混同すぎる。とっても幸せです」と感激していた。

 島耕作は副知事の公務としてスポーツビジネスに取り組み、オリジナルマンガを特設サイトで公開するほか、講談社の人気スポーツ漫画を収納した車両「スポーツマンガ号」を佐賀県内、都内で走行させる。半導体産業のアピール、各種イベントにも登場する。弘兼氏からは「島耕作は初芝で宣伝関係をやっていたので、佐賀県のプロンモーションにも生きると思う。彼は落下傘なので、しがらみがない中で自由な発想ができるのは有効」と期待を寄せられた。

 中川は今年を振り返り「人生が激変する1年でした。特に名前が変わることですかね。これまで伯母が提出した『しようこ』でしたけれど、ファンに育ててもらった『翔子』で家庭裁判所に届けています。でも、島さんも娘の『奈美』さんを(『奈実』のはずが)間違って登録されたので、よくあることなのかな。新しい人生にますますワクワクしています」と笑顔を見せていた。

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