『ゴッドファーザー』などで知られる俳優アル・パチーノ(84)が、アルコール依存症に苦しんだ過去を振り返った。名声がもたらすストレスに耐えるために酒に手を出したそうで、酒に溺れて恐ろしいブラックアウトを経験し始めたことから1977年に断酒。それ以来、しらふを保っているという。
アルは、CBSニュースに告白した。「アルコールは抑制薬だ。文字通り、気分を降下させるんだ」「(飲酒は)しばらくの間少し悪くなっていた。本当にひどいもんだったよ。でも、最終的には、ありがたいことに、抜け出すことができたよ」
アルは断酒を決断して以来数十年間、仕事に没頭してきたそうで、現在も忙しくしているという。「ソファに座っているのが好きなんだ。でも仕事は続けている。映画は6本ある。もちろん、小さめの役だけどね。まだ公開されていないけど」
そしてハリウッドの大御所であるにも関わらず、自身はその華やかな世界から疎外されていると感じているそうで、「僕はまだ英語を話しているよ。LAでは、ハリウッド語を話しているからね!」と続けた。