歌手のブルース・スプリングスティーンが今年のアメリカ大統領選挙でカマラ・ハリス氏への支持を表明した。バラク・オバマ氏の選挙集会に参加していたことでも知られるブルースは、今回テイラー・スウィフトやジェニファー・ローレンスらと共にハリス支持者のセレブリティに加わった。
ブルースはインスタグラムに、ダイナーで録画した民主党支持を宣言する動画を投稿し、こう話している。「友人、ファン、報道陣から選挙で誰を支持するのか聞かれている」「そして自分の意見が仲間の市民たちのそれ以上でも以下でもないことを承知した上で言わせてもらう。大統領選で私はカマラ・ハリスを支持する。副大統領選ではティム・ウォルツを支持する」
そして来月の大統領選について、自分の人生で最も重大なもので、南北戦争以来「政治的、精神的、感情的」に今ほどアメリカが分断されていると感じたことはないと続けた。
一方、ハリス氏に対抗するドナルド・トランプ氏について「最も危険な大統領候補」と非難、「彼はこの国の意味、歴史、そして深くアメリカ人でいることの意味を理解していない」とした。
またティム・ウォルツ氏についてブルースは、「階級、宗教、人種、政治的観点、性的アイデンティティに関係なく、全ての人を尊重し受け入れるこの国のビジョンにコミットしている」と称賛、「彼らは私のような一部の人間たちだけでなく、全ての人に利益をもたらす方法で経済を成長させたいと考えている」「それは私が55年間、一貫して述べてきたアメリカについてのビジョンだ」「物事の見方は人それぞれ異なるし、同じ市民として皆の選択を尊重する」「けど私も皆と同じくたった1票だ。それは最も貴重な財産の一つさ」と語った。