2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。ひろゆき氏が自民党・萩生田光一元政調会長と旧統一教会との関係をつづったX投稿に対し、萩生田氏の事務所公式Xが「事実無根の情報を含んでいる」として「厳重抗議」と「投稿が削除されない場合の法的措置」を示したことを受け、「事実と異なる部分の指摘がない」などと反論した。
ひろゆき氏は6日付のXに「統一教会で、教会長と一緒に信者に説教をしたり、『一緒に日本を神様(教祖・文鮮明)の国にしましょう』と言ってた自民党の萩生田光一議員が、衆院選挙で非公認になる模様。統一教会とズブズブな議員が認められないのは当然だよね」と投稿した。
それに対し、萩生田氏の事務所はXで「該当する投稿は、当方が完全に否定している内容を基にしたものであり、事実無根の情報を含んでおり、当方の名誉を著しく毀損するもの」とし、「総選挙が迫るこの時期に、影響力を持つ貴殿が真偽不明の情報を拡散される行為は、名誉毀損および業務妨害に該当する可能性があり、当事務所として厳重に抗議いたします。もし、該当する投稿が直ちに削除されない場合、法的措置を含む対応を検討せざるを得ません」と訴えた。
萩生田氏側の抗議に対し、ひろゆき氏は7日付のXで「事実と異なる部分の指摘がないので、何を削除したら良いのかわかりません」と切り出し、「萩生田議員の記憶力は統一教会会長と自民党本部で面会した写真があるのに『記憶がない』というくらいで当てになりません。」と指摘。さらに、同氏は自身へのネットの批判を踏まえて「政治家に命令されたら、根拠がなくても国民は素直に従うべき、と考える人が居るんですなぁ。。脱税も裏金もやり放題になりますね」と皮肉を込めた。