人気ゲーム「ペルソナ」シリーズなどをてがけるアトラス社が25日、都内で2部構成の情報発表会を開催。第1部ではモバイルゲーム「ペルソナ5:The Phantom X」の日本版展開報告、第2部で完全新作RPG「メタファー:リファンタジオ」の完成披露を行った。
第1部で発表されたモバイルゲーム「ペルソナ5:The Phantom X」は2024年4月から、中国版と韓国版で展開されているオンラインゲーム。アトラス、セガ、中国・「Perfect World」社の3社協力で立ち上げられた運営型プロジェクトとなっている。
待望されていた日本版の展開となり、ゲストでルフェル役の声優・野中藍は新公開された映像を確認し「オシャレでかっこいい。収録をした部分もあるのですが、想像を超えていました」と感動したようすだった。総括プロデューサーの和田和久氏は「ペルソナ5の世界観ではあるが、ストーリーは完全新作です。初プレイの方でも、コアなファンの方でも楽しめるテイストになっています」と語った。
第2部でお披露目された「メタファー:リファンタジオ」は10月11日から発売予定の完全新作ファンタジーRPG。シンガポールや韓国など、計8カ国のメディアが集まるなど注目の発表会となった。壇上では完成披露として、演者による実機でのデモプレイやゲームの新情報も公開された。
またサプライズで「この日」にゲームの体験版無料配布も緊急発表された。作品ディレクターの橋野桂氏は「完全新作と言うことで、RPGではあまりやらない体験版を公開します。遊び方によるが5,6時間は遊べるのでプロローグ部分、チュートリアル部分は十分触っていただける。発売を迎えたら腰を据えてゆっくり楽しんでほしいです」と語った。イベントの最後には両作品でキャラクターデザイナーを務める副島成記氏が描き下ろしたイラストも放映された。