秋といえば紅葉。車で名所まで出かけて、美しい景色を堪能する人もいるだろう。ただ観光地の広い駐車場に車を停め、帰宅する際にどこに停めたか分からなくなる人が続出するところが難点だ。
また普段のお買い物などで、大型のショッピングモールや商業施設などで広い駐車場に車を停めても、同じように車を探すことになる人は多いだろう。
じつはGoogleマップのアプリを使用すれば、駐車場に停めた車の位置を記録することができる。どのような効果があるのか実際に使用してみよう。
筆者は車を所有しておらず、普段は運転をすることは少ない。もし車が必要になれば、カーシェアやレンタカーを利用する。そのため自分が使用した車種が毎回変わるので、駐車場で探し出すのに苦労していた。
試しにGoogleマップで駐車場の位置を保存してみたが、やり方は簡単だ。スマホでGoogleマップアプリを起動し、現在地を示す青い丸をタップすれば「駐車位置を保存」ボタンが表示される。ボタンをタップすると地図上に赤いピンと共に「この付近に駐車しました」との文字が現れる。
これで自分が車を停めた位置がGoogleマップ上に保存された。ちなみにこの駐車場の情報は、一定時間のみ保存されるので、次回訪れた際にまだ情報が残っていて混乱するということにはならない。
用事を済ませて、車の位置を探すのも簡単だ。再びGoogleマップアプリを起動し「ここに駐車しました」と表示された赤いピンをタップする。表示されたメニューから「経路」をタップすれば、現在地から駐車した場所までのルートが案内されるのだ。
もしGoogleマップ上で見つけられなければ、Googleマップの検索バーから「保存した駐車場」で検索すれば表示されるはず。
ただ欠点も存在する。それはこの保存した場所が地図上での位置を示すだけなので、立体駐車場の場合、上手く案内されない可能性がある。駐車場の位置までは案内してくれるが、何階に停めたかまではGoogleマップは把握していないためだ。
Andoroid版のGoogleマップには「駐車場に関するメモ」機能があるので、メモに駐車階数などを記入すればよいが、iOS版にはメモ機能はない。その場合は別途メモするか、写真を撮影して場所を特定できるようにするといいだろう。
これからの行楽シーズンに備えて、今からGoogleマップアプリを使いこなせるようになっておくといいだろう。早速、Googleマップアプリの機能を確かめてみてほしい。