ドラマ「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」や、「スタートアップ: 夢の扉」「二十五、二十一」などで知られる人気俳優のナム・ジュヒョク(30)が9月19日に韓国軍を除隊する。
ナム・ジュヒョクは、2023年3月20日に入隊。論山(ノンサン)陸軍訓練所で、5週間の基礎軍事訓練を受けた。訓練所では小隊長訓練兵として、同期たちをまとめながらリーダーシップを発揮。その後、第32師団軍事警察隊として配置された。軍事警察隊では軍内の秩序維持、捜査・執行など、重要な任務を担っていたという。
除隊を目前に控え、ナム・ジュヒョクの俳優復帰作に関心が高まり始めている。そんな中、新ドラマ「東宮(現代)」の出演オファーを受けていることが明らかになり、前向きに検討しているそうだ。「東宮」は、宮殿内に出没する幽霊を退治するため、密かに宮廷へ潜入した幽霊バスターと女官の物語を描いた、ダークファンタジーアクションだ。
ナム・ジュヒョクとともに、「東宮」の出演がうわさされているのは、女優のノ・ユンソだ。ノ・ユンソはドラマ「私たちのブルース」をはじめ、「イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜」、映画「20世紀のキミ」などに出演し、今注目されているライジングスターの一人として知られる。2人の出演が確定すれば、さらに話題を集めることになりそうだ。
ナム・ジュヒョクが入隊前最後に出演した作品は、同名人気ウェブ漫画が原作のDisney+「ヴィジランテ」。同作では、2つの顔を持つ主人公キム・ジヨン役を演じ、善と悪の境界線にいる複雑なキャラクターを見事に演じきった。この作品に出演したことで、これまでのさわやかでほのぼのとしたイメージから脱却し、俳優としてさらなる飛躍を遂げた。