タレントのカンニング竹山が2日、TOKYO MX「バラいろダンディ」に出演。パワハラ疑惑が問われている斎藤元彦兵庫県知事について、言及した。
斎藤氏は、8月30日に開かれた百条委員会の証人尋問で、「記憶にない」と語るなど、パワハラの認識を認めなかった。この状況に竹山は「根本的にダメなのは、周りの人がパワハラだって言っているのに、それに気づかない人が、県のリーダーをやれるわけないだろっていうこと」とぶった切った。
さらに「必ず、政治家って多いけどさ。なんかやったときに『みなさんからもらった1票だから、最後まで責任を持って』って言うけどさ。違う違う違う。あんた、本当にそう思っているんだったら、1回辞めて選挙しなさいって。兵庫県民が望んでますかと。選挙して勝ったら何も言いようがないですよ。県民が選んでるんだから。今のままじゃ。パワハラとか知らないときに入れた票でしょ。周りがパワハラって言って、百条委員会まで開かれてるなら、県民に問いなさいって」と正論をぶちかました。
一方で「この人悪気ないと思うよ。これだけやって、普通にやるって人は、気づいてないんだろうね」と、呆れたように話した。アシスタントの山田邦子も「まっしぐらなのよね。だから正義感で行っちゃってんだろうけど、周りの声も聞いてないということは県民の声も聞いてないんだろうね」と困惑していた。