ドナルド・トランプ前米大統領(76)は、「世界を救う」ために暗殺されそうになった自分を神が「救ってくれた」と信じているそうだ。共和党の大統領候補であるトランプ氏は、先月ペンシルバニア州で行われた選挙集会で、トーマス・マシュー・クルックスに銃撃され、その後クルックスはシークレット・サービスによって殺害された。
フィル・マグロー博士とのインタビューで、トランプ氏はこう語っている。「つまり、唯一考えられることは、神は私たちの国を愛しており、私たちがこの国を取り戻すと思っているということだ。彼は国を取り戻したいと思っている。今はとてもひどいからね」「犯罪や国内で起きている恐ろしいことを見ればわかる。それは解決できるかもしれない。かなり早くね」「それは神に違いない。つまり、2000万分の1の確率なのに、どうして運だと言えるんだろう?つまり、私があの位置にいたことはあり得ないんだ。あの弾丸が外れる可能性があったのは、あの位置だけだ」
そして、自分が「理由があって助かった」と信じているかと聞かれると「神はそう信じていると思う」と答えた。
同氏は、対立候補であるカマラ・ハリス現米副大統領について語った際にも、その信念を繰り返し、「もし私が(選挙に)勝てば、私が(アメリカを)救うことに関与することを望む、何かすごい力があるのだと言うことになる。もしかしたら、それは国を救うばかりでなく、世界を救うことなのかもしれない」「私はタフな連中とうまくやっていけるんだよ」と続けた。
2017年から2021年まで大統領を務めたトランプ氏は、大統領でいることは「レーシングカーのドライバーや他の職業よりもずっと危険だ」と話している。