ハリウッドの鬼才監督 コロナを機に「引退して何かやろうかと」ネトフリドラマのオファーで情熱取り戻す

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イメージ画像です(denisismagilov/stock.adobe.com)
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 ティム・バートン監督(65)は新型コロナウイルスのパンデミックを受け、「引退」を考えたことを明かした。2019年に監督作『ダンボ』が公開されて間もなく、新型コロナ感染拡大に見舞われ、テレビや映画の製作がすべて中止となった際、バートンは自身の将来について考えたそうだ。

 バラエティにバートンは語った。「コロナの頃は、すべてが流動的な変化があったように感じた。だからそれに巻き込まれるより、自分の感情などに専念した。正直言って、『ダンボ』の後、良く分からなくなった。それで終わりにしようかとも思ったよ。引退して、何かやろうかと。またアニメーターになることはないけどね、それは終わっているから」

 しかし、ネットフリックスドラマ『ウェンズデー』の仕事をオファーされたことで、再び映像製作への情熱を取り戻したそうで、「そこに『ウェンズデー』がやってきた。それによってもの作りにまたつながりを見出せた。ルーマニアに行ったんだが、クリエイティブなヘルスキャンプのようだったよ。すごくうまくいった」

 「ハリウッドにいると、予算やその他すべてのことに責任を持つように努める中で、自分を少し見失ってしまうことがよくある。この作品は自分がやりたいことをやることはみんなのためにもなるから重要なんだと感じさせてくれた」と続けた。

 『ウェンズデー』の成功後、バートンは映画製作へと復帰、1988年のヒット映画『ビートルジュース』の続編『ビートルジュース2』を手掛けている。

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