探してみたら意外とお宝が眠っていたりする中古ショップ。掘り出し物を探して有名なお店で物色していた人が見つけた「正直すぎる」値札に、「ポンコツすぎて可愛い」「それでいいのか…」と共感と笑いが集まっている。
話題になっているのはX(旧ツイッター)ユーザーのSchaffnerさん(@isumi_syasyo)が「ハードオフの値札、正直過ぎて好感が持てる()」と題して投稿した写真。大きな箱のようなモノに貼られた値札に書かれた品名は「なんじゃこりゃ」。確かに、一見して何なのかわからないし「なんじゃこりゃ」だけど、そのまま売り出すのは正直すぎない?!
Schaffnerさんによると、これは神奈川県内にある中古ショップ「ハードオフ」のジャンクコーナーで、カメラの修理に使う部品取りを探しに行ったところ発見したものとのこと。「正体のよく分からない機械が売っている光景はたまに見かけることがありましたが、値札に書かれた品名がそのまま『なんじゃこりゃ』というのはさすがに珍しい」と感じ、思わず撮影したそうだ。動作確認欄のコメントも「んーーーーーーーわからない……」と悩んだ末に「わからない」。商品もそうだけど、値札がより目を引きますよね。
この投稿には19日までに8万を超えるいいねが集まる大反響。「わからないのに買い取って値札を付けて、わからないまま売る。ファンキーだ」「ハードオフの店員でもわからないならしょうがない」「思わずフフっとなってしもうた」など、店員さんの正直さが評価される声が並んだ。
ただ、ここで終わらないのがネットの強み。コメントの中には「これ昔の真空管ラジオかな」「技術の時間で作ったことあるわ」「(ジブリ作品の)『紅の豚』で見たことあるかも」と正体を探し当てる人の声も出てきていた。
Schaffnerさんも「確かにオーディオアンプやラジカセのジャンク品と共に並んでいたと思います」と想起し、「とにかくボロボロな機械だったのでその場ではそれ以上詳しく確認することはしませんでしたが、合点がいきました」と話してくれた。「なんじゃこりゃ」の正体、見破ったり。