韓国の「辛すぎる」ラーメン禁止令を一部撤回→“解禁祝い”で船上激辛パーティー開催 デンマークで販売再開

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 辛すぎて禁止令、一転…。韓国製の激辛ラーメン3製品に関して、デンマークの規制当局はカプサイシンの量が多すぎるとして販売禁止する措置をとっていたが、その後の検査で基準値を超えていないことが分かったとして一部製品を除いて販売再開を許可した。“解禁”を祝うように販売元は、コペンハーゲンで船上パーティーを開き、ファンやインフルエンサーたちに激辛ラーメンを振る舞った。

 今年6月、デンマーク当局は韓国製の激辛インスタントラーメン3製品が深刻な健康リスクをもたらすと判断。商品は店舗から撤去されていた。

 唐辛子の成分であるカプサイシンは灼熱感を引き起こし、多量に摂取すると中毒、むかつき、高血圧、嘔吐といった症状の原因になるとされている。当局は取り締まる理由として、辛いラーメンを食べることをSNS上で競い合う若者や、虚弱体質の成人に向けた警告だと説明していた。

 販売元のサムヤン社はこの方針に抵抗した。販売元責任者のチェ・ユイリ氏は「私たちは、独特でスパイシーな味を世界に伝えたかっただけだ。デンマーク政府に積極的に協力して、禁止を解除しようとしている。そして幸運にも1カ月後、3つの製品のうち2つの禁止が解除された」と話した。

 その後の検査でカプサイシンの基準値を超えていないことがわかり、7月にこれら2製品の禁止は解除されていた。

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