現在、韓国軍に入隊中のBTSメンバーV（ブイ）が、パリ五輪韓国卓球代表のシン・ユビン（20）に公開エールを送り、話題を集めた。
Vは27日、自身のインスタグラムストーリーズで、オリンピック開幕式の生中継映像をキャプチャーして投稿。これとともに「ユビン卓球ファイティン、大韓民国ファイティン」と選手団への激励コメントをつづり、特にシン・ユビン選手への格別な思いを伝えた一文が、世界のARMY（BTSファン名称）の視線をくぎ付けにした。
Vは3年前に開催された東京オリンピックでも、シン・ユビンに向かって「ファイティン」とSNSで声援を送り、話題に。幼いころから、BTSのファンであることが知られていたシン・ユビンは、これをきっかけに「成功したオタク」と認定され、世界のARMYから羨望のまなざしが向けられた。
当時シン・ユビンは、Vが自身を応援してくれたというニュースをいち早く知ったのだが、試合を控えて「気分が落ち着かなくなってしまうと思い、自ら（気分を）下げた」と後に語っている。
そして東京五輪から3年の歳月が流れても、変わらずシン・ユビンを応援し続けているVの細やかな一面が、ファンの心をホットにさせているようだ。
シン・ユビンは幼少のころから「天才卓球少女」として、メディアから注目を集めていた。2019年6月には、14歳で代表選考会のトップ3入り。以降、歴代記録を続々と塗り替え、大韓民国卓球史上最年少の国家代表抜擢という主人公となる。さらに、かわいらしい外見から多くのファンを獲得した。
そして2020年の東京五輪に、韓国卓球史上最年少で選抜され出場。成績はふるわなかったが、今後の展望に期待を高めた。いよいよパリ五輪で、メダル獲得を目指す。シン・ユビンは2024年7月現在、女子世界ランキング8位、女子ダブルス世界ランキング2位（チョン・ジヒとペア）だ。
