元テレビ東京で現在はフリーのプロデューサー、高橋弘樹氏が23日、自身のYouTubeチャンネル「ReHacQ」を配信。7日に投開票された東京都知事選で160万票を獲得した元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏について「彼女ができないヤツの典型」と表現した。
「【石丸伸二...なぜ激怒】政治屋と広島1区...象徴喩で古市事変を分析【古市憲寿の発言全文解析】」いうサムネイルで「石丸構文」と呼ばれる、独特の話法を分析した。
日本テレビの開票選挙特番で石丸氏と社会学者の古市憲寿氏が言葉の応酬となった内容をテキストに、言語学者の尾谷昌則法大教授と言語学や論理学の観点から読み解いた。
古市氏は「石丸さんが批判する政治屋と石丸さん自身はどう違うんですか?」と尋ねたが、石丸氏は「同じ質問を繰り返されています?」「堂々巡りをしていると思うんですけど」と、まともに回答せずに応対した。
尾谷氏は「石丸さん、うまいなと思う」と評価。古市氏が政治屋の定義の先にある、「石丸氏はなんのために政治をやるのか」を聞きたいはずだったが、質疑の中で「定義の話をしている」としたことを「悪手」と表現。「普通の大人なら、そこを自然に解釈してくれていいようなところを、あえて、話を先に進めずに定義にとどまり続けて、質問する側にすり替わっている。相手に乗っからないところは論法としてはうまいやり方」と解釈した。
高橋氏は理解しつつも「彼女ができないヤツの典型なんですけど」とバッサリ。「多分、あの人、彼女いないと思うんですけど。俺が聞いてる限りいないんですけど。これは俺もできないなと思うんですよ」と、石丸氏が非モテと決めつけた。
続けて「何ができないかって言うと、フラットに見ると、いわゆる論理学の数式構造がもう石丸さんの頭の中で発生しちゃってて、そういう人ってモテないと思うんですよ」と説明した。