遺伝のハンディキャップ「生まれて初めて感じた」有名YouTuberが色覚異常を告白 チップの色間違う痛恨ミス

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 シバター
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 YouTuberのシバターがこのほど、自身のYouTubeチャンネル更新。自身に色覚異常があることを告白した。

 シバターは「これまで黙っていた、僕の目の障害についてお話しします」と題して動画を投稿。米・ラスベガスで開催されたポーカーの大会に参加する様子を伝えた。大会を総括する中でプレー中にチップの色を見間違えて出すミスをしてしまったエピソードを披露。「僕、色弱なんですよ。赤と緑と茶色が結構わかんない」と色覚異常であることを告白した。

 そのときの心境を「初めて38年間生きていて色弱であることに悲しさを感じた。生まれて初めてハンディキャップを感じた瞬間でした」と話したシバター。自身は運転免許を所持しており、軽い症状であるとしながらも「みんなが当たり前にできることをできない人がいる。何も障害のない人が思いも寄らない障壁が生活の中にあるんだなと身をもって感じました」とし、「勉強になりました。くよくよはしていませんが、自分の知れなかった新しい一ページになりました」と前向きに振り返った。

 色覚異常は、目の網膜にある「錐体(すいたい)」と呼ばれる色に反応する細胞に異常が起こることが原因で発症する。生まれつき色覚異常がある「先天性色覚異常」と、目の病気などが原因となって発症する「後天性色覚異常」がある。先天性については性染色体であるX染色体上で遺伝するため男性に発症する場合が多い。日本人では男性の20人に1人、女性では500人に1人の割合で色覚異常の人がいるとされている。色覚異常の保因者は女性の10 人に1人の割合となっている。

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