タレントのラサール石井(68)が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。7日投開票の東京都知事選に立候補した前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)の「女、子ども」発言を「不適切」だとし、苦言を呈した。
ラサールは「『おんな子供とて容赦はせん』という言葉があるじゃないですかって」という石丸氏のYouTubeチャンネルでの発言を引用し「そりゃあるよ時代劇にはね。女性の地位が低い時代の言葉であって、それを表現するためにあえて言わせている」と言及した。さらに「もちろん現代の会話の中の表現で使うのは不適切です。当たり前。まさかドラマや漫画で使われている言葉は、普段使ってもセーフだと思ってる?」と疑問を投げかけた。
石丸氏は、7日のフジテレビの都知事選開票特番で、元乃木坂46山崎怜奈(27)に「前提のくだりが全く正しくない」と一蹴。11日のテレビ朝日「グッド!モーニング」出演時には、山崎との応酬を「女、子どもに容赦をするっていうのは優しさじゃないと思っている」「(頭を)ポンポンってやってあげる感じがよかった?それも失礼ですよね」と振り返った。
「女、子ども」発言を“女性差別”とする批判に、石丸氏は14日のYouTubeチャンネルで反論した。
石丸氏は「『女子どもとて容赦せん』という言葉があるじゃないですか一般的に。それがいけないっていう話をしたわけですよ。それが女性差別だっていうその論理の飛躍がすごいな」「文脈を読めば、女子どもをひとりの人間として扱わないのがダメなんだっていうのは明らかなわけであって、そこから切り抜いてああだこうだって言うのは自分たちの主張を貶(おとし)めるだけなんで得にはならんと思うんですけどね」と主張した。