デザイナーのマーク・ジェイコブスは、奇抜なマニキュアが「自己表現の表明」となることに喜びを感じるという。5月にニューヨークで開かれたメットガラで、ラインストーンのあしらわれた黒のロングネイルを披露していたマークは、それ以来、自身のインスタグラムでべっ甲風やフレンチマニキュアなど最新のルックを披露している。
ネイルアートに興味を持ったきっかけは、子供の頃に母親の美しく手入れされた指先を羨ましく思ったことだったそうで、Vogue.comにマークはこう語る。「お母さんとその友達はいつも、長いフレンチネイルをしてた。バーブラ・ストライサンド風のね。とてもうらやましくて、『なぜ女性はこんなことができるのだろう。不公平だ』と思ったものだよ」
そして最近の自身のロングネイルのデザインについてこう続ける。「ドレスアップしたり、アクセサリーをつけたり、自分を表現することに喜びを感じる。楽しいパズルのもう1つの要素みたいなものだよ」「フレンチネイルの雰囲気が好きなんだ」
しかし、そのネイルアートへの愛情が、自身のファッションブランドのランウェイショーでも見られるのかと尋ねられると、今のところは自分で楽しんでいるだけだとして、「世間からはそう思われるだろうけど、今のところ、その予定はない。自分のためにやってるんだ。自己表現の表明としてね。長い爪を楽しんでいるだけ。それだけだよ」と語った。