人気ドラマ少年役の米俳優が死去、46歳 死因は不明 介助犬とともに車の中から発見 

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 ベンジー・グレゴリー氏
 ベンジー・グレゴリー氏

 『アルフ』で知られた米俳優ベンジー・グレゴリーが死去した。46歳だった。1986年から1990年まで放送された、エイリアンのアルフが主人公の同人気ドラマで、ブライアン少年役を演じたベンジーが、6月13日にアリゾナ州ピオリアのチェース銀行の駐車場で介助犬ハンスと共に車の中から遺体で発見されていたことが、10日に明らかになった。

 ベンジーの姉妹レベッカさんは、ベンジーがうつ病、双極性障害を患っており、不眠症に悩まされ、何日も眠れないことが多かったとTMZに語っており、同メディアは「ベンジーに親しい人々は、彼が12日に小切手を預けに銀行へ行き、車の中で眠ってしまい、アリゾナの猛暑による熱射病で悲劇的に亡くなったと考えている」「ベンジーは介助犬ハンスと一緒にいたが、ハンスも死亡した」と伝えている。

 マリコパ郡検死官事務所によると、ベンジーの死因は現在のところ分かっていないという。

 またレベッカさんは、ベンジーの遺族は「大きな喪失を悲しんでいる」「皆さんの思いと優しい言葉に感謝している」と話しており、ベンジーへの追悼として、俳優協会(The Actors Equity Foundation)またはアメリカ動物虐待防止協会への寄付を望んでいる。

 ベンジーは、『アレフ』の101エピソードに出演、同コメディドラマでは、ガレージに不時着したエイリアンのアレフと一緒に暮らすことになったタナー一家が、おせっかいな隣人や政府からアレフを隠そうと奮闘する姿が描かれていた。

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