米国版「徹子の部屋」司会者がツアー4公演中止 「アメリカで最も嫌われた人物」となり番組終了の過去

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 エレン・デジェネレス
 エレン・デジェネレス

 人気コメディアンのエレン・デジェネレス(66)が「エレンズ・ラスト・スタンド…アップ・ツアー」の4公演をキャンセルした。今月10日のダラス、21日のサンフランシスコ、23日のシアトル、そして8月11日のシカゴでの公演が中止となった。

 チケットマスターのウェブサイトは、「残念ながらイベント主催者がイベントをキャンセルしなければなりませんでした」と伝えており、チケットの代金は自動的に返金されるという。

 エレンは8日、デンバーのパラマウント・シアターでの公演を控えており、中止となった4公演以外は予定通り行われる見込みだ。

 そんなエレンは以前、自身が一時期「アメリカで最も嫌われた人物 」になったと語っていた。トーク番組司会者のエレンは2020年、長寿番組「エレンの部屋」の撮影現場がパワハラ、不正行為などが横行する「有害」な環境だったというクレームに見舞われ、最終的に同番組はシーズン19を最後に2022年5月に終了した。昼の時間帯の番組で、著名人をゲストに呼び、エレンとトークを繰り広げる「徹子の部屋」のようなスタイルだった。

 最終回の放送後、スポットライトから遠ざかっていたエレンだが、4月にロサンゼルスで行われたスタンドアップ・ショーで表舞台に復帰、「私はショービジネスから追い出された。ショービジネス界に意地悪な人はいない。私はアメリカで最も嫌われた人間になったの…その憎しみは長い間続き、私はニュースを見ないようにしていた」「『親切にしなさい』と言う人は親切ではなかった、という見出しだったわ」と観客に語っていた。

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