俳優・歌手として活躍し、日本でも多くの人気を集めたパク・ヨンハさんがこの世を去って、30日で14年が経った。
パク・ヨンハさんは、2002年にドラマ「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンの恋敵役を演じ、日本でも韓流スターの一人として知名度を上げた。
国内外で絶大なる人気を誇り、順風満帆の芸能生活を送っているかのように見えたが、2010年6月30日、自宅で遺体で発見される。32歳という若さだった。
当時の警察によると、パク・ヨンハさんの実父が末期がんを患っていたこと、その介護疲れや事務所経営のストレス、日本活動に対する国内での誹謗(ひぼう)中傷などが原因ではないかと伝えられていた。
1994年、ドラマ「テーマ劇場」でデビューしたパク・ヨンハさんは、「冬のソナタ」「Loving You」「On Air」などのヒット作に出演。2004年には、日本で仲間由紀恵の主演ドラマ「東京湾景〜Destiny of Love〜」にゲスト出演を果たした。
2003年に1stフルアルバム「期別」を発売すると、以降ドラマ「オールイン 運命の愛」や自身の出演作でOST(オリジナル・サウンドトラック)を歌うなど、歌手としての地位を確立。日本ではシングル9枚、ミニアルバム2枚、フルアルバム5枚を発表した。
命日を迎え、ネット上では哀悼コメントが多く寄せられ、今もなおパク・ヨンハさんを愛する多くのファンは、パク・ヨンハさんが眠っている場所を訪れているという。
そんな中、毎年欠かさずパク・ヨンハさんの墓所を訪れているジェジュンは、今年もSNSに花束の写真を投稿。「ヨンハ兄さんが亡くなって、もう14年が経ちました。去年に続き、昨日も今日も晴れないこの天気が、空も悲しみを共有しているように感じられ、感謝しています。お墓には多くの知人、兄さんを忘れずに懐かしんでいるファンの方々が、たくさん来ていました。いつもありがとうございます、感動的ですね」と伝えた。
そして「空にいる兄さんとは短い時間ながら、たくさんの本音を吐き出してきました。毎年兄さんに会う時期は、1年の半分を過ごした頃なので、少し疲れ始めた私の心を慰めてもらって来ます。今日も頑張れそうな勇気をもらったので、多くの人に笑いと幸せを分かち合える一日になりそうです」と温かな気持ちを吐露している。