Xの「いいね」機能の仕様が13日に変更され、プライバシー保護の観点から「いいね欄」が非公開となった。これにより「いいね」を押した履歴が他ユーザーからは閲覧できなくなった。
この仕様変更に関して、SNSでは賛否が入り乱れた。反対意見の中には「いいね欄、その人の人となりが垣間見えるところが趣があって好きだったのに」、「いいね欄が見れなくなったら、その人となりが分からないやん!」、「ツイートあんましない人でもいいねで生存確認できた」などの声が。人となりや運用状況を知れる機能であったことも、非公開に反対する理由の一因だった。
Z世代に特化したクイックリサーチサービス「サークルアップ」(運営・RECCOO社)がZ世代200人に実施した「Xのいいね欄閉鎖」調査によれば、非公開になる以前、約6割(59%)が他人の「いいね欄」を閲覧していたという結果に。また、同じく約6割(59%)が他ユーザーの「いいね欄」を見ることで「人となりがわかると感じる」と回答した。
いいね欄が閉鎖された今、それに代わる人となりの確認材料は「ポスト」「プロフィール」「アイコン」などを挙げる声が多数。しかし、SNSを使い慣れているZ世代だからこそ「いいね欄」という個人の情報を得られる機能の閉鎖はダメージが大きいようだ。