米・電気自動車メーカー「テスラ」のCEOや、X(旧ツイッター)の執行会長兼CTOなどを務める実業家のイーロン・マスク氏がこのほど、自身のXを更新。20日に告示された東京都知事選(7月7日投開票)の候補者が、女性のほとんど全裸の画像が印刷された選挙ポスターを掲示した問題について、「Bold(大胆な)」と反応した。
マスク氏は、神田外語大学で日本学の特別講師を務めるジェフェリー・ホール氏が投稿した「東京都知事選はクレイジーなスタートを切った。女性が、候補者を応援するきわどい選挙ポスターに登場する。このポスターは、ヌードを検閲する法律の廃止を訴えている」(一部翻訳)というポストに、一言だけ反応した形だ。
20日の告示後、都知事選候補者が都内の選挙ポスター掲示板に、ほとんど全裸の女性の画像が印刷されたポスターを掲示し、ネット上や都選挙管理委員会などに苦情が殺到。警視庁が東京迷惑防止条例違反の疑いで候補者に警告する事態にまで及んだ。日本でも多くの著名人などが反応する社会問題となっていたが、海を越えてマスク氏にまで騒動が波及した。