政治団体・NHKから国民を守る党の立花孝志氏(56)が14日、国会内での定例会見で、東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に、同党公認、関連の政治団体から新たに5人が出馬すると発表した。
立花氏は「NHK党から19人、関連の政治団体から5人。24人で打ち切ります」と、同党と関連の政治団体から24人が立候補するとした。
衆院東京15区補選に、同党から出馬した弁護士の福永活也氏(43)も名を連ねた。福永氏は「都知事選どうしようかと思っていたんですが、立花さんに『僕って立候補するんですかね?』と聞いたら、『そのつもりで考えています』というので『おまかせします』と、そういう感じで話をしてきた」と述べた。
同補選は、エベレスト登頂の予定と重なり、告示日の翌日にネパールへ。選挙活動は、YouTubeなどSNSで行った。2度目のエベレスト登頂に成功した後、海外を転々とし13日に帰国したという福永氏は「お叱りを受けるかもしれないが、7月から海外に行く予定が入っているのがあって、7月3日にスペインでどうしても行きたいレストランがあって、それに行かなきゃならない」と、都知事選選挙期間の6月末から日本に不在だとした。
13日現在で、都知事選の事前審査を受けた立候補予定者が48人。76人に書類を配布しており、最大48枠しかない都内約1万4000のポスター掲示場の増設が必要となる可能性がある。
当初、30人の擁立を宣言していた立花氏は「48枚以上の(ポスター掲示場)増設は望んでいない」としながらも「我々以外に31名以上候補者が出るとなれば、我々が当初言っていた30名を超えますので、NHK党に主な責任があるとは言えない」として、ポスター掲示の自粛はしないと強調した。