デンゼル・ワシントン 今後数年で俳優業引退を示唆 将来の計画を激白「カメラの後ろは重要」

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 デンゼル・ワシントン
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 2度のアカデミー賞受賞者である俳優デンゼル・ワシントン(69)が、今後数年で俳優業から身を引くことを示唆した。先週末フロリダのマイアミビーチで開催されたアメリカン・ブラック・フィルム・フェスティバルに出席した際、将来の計画についてカメラの後ろに回る意向をほのめかした。

 デンゼルは説明した。「カメラの後ろで進行していることは、カメラの前と同じくらいプロとしての自分にとって重要なことなんだ。カメラの前での(演技する)時間はどんどん減っていくと思う」

 また、デンゼルは自身の子供たちと一緒に仕事をしたことについて触れ、ネットフリックスでオーガスト・ウィルソン著の『ピアノ・レッスン』を映画化するにあたり、長男ジョン・デヴィッドが主演し、次男マルコムが共同脚本と監督を務め、長女カティアと共にプロデュースしたと明かした。

 デンゼルは冗談交じりに語った。「撮影現場で2週間ほど過ごした後、家に帰ったんだ。ここですることは本当に何もすることがない、僕はただ邪魔なだけなんだって感じだった」「息子だから言うわけではないが、彼はとても才能がある。アメリカン・フィルム・インスティテュートに通った。彼はクラスの首席で卒業したんだ」

 さらに、妻ポーレッタ・ピアソンが子供たちに映画界でのキャリアを与えたとし、「子供たちはみんな、母親譲りなんだ。僕が知っている限り、彼女は映画好きで、子供たちに映画を見るように仕向けたんだ」と続けた。

 デンゼルは今後、出演した『グラディエーター』続編の公開が年末に控えているほか、また3月から撮影が開始された、スパイク・リー監督による1963年の黒澤明監督作『天国と地獄』のハリウッド版で主演を務めている。

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