ファッション・メディア界の“女王” 次期英国首相への切なる願い「どれほど重要な産業なのか理解を」

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画像はイメージです(Marcin Kilarski/Wirestock/stock.adobe.com)
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 米ヴォーグ誌の編集長アナ・ウィンター(74)は、次期英国首相にファッションに真剣に取り組んでほしいと願っていることが分かった。アナは、7月4日に行われる英国の総選挙を前に、誰が首相となりダウニング街10番地に住むことになっても、ファッション業界が英国経済において果たす重要な役割を認め、適切な支援を与えるべきだと主張した。

 アナはガーディアン紙に語った。「次の首相が芸術に関してどのような立場をとるのか、私はまだ読んでいませんが、願わくば、芸術団体だけでなく、経済の重要な部分であるこの国のファッションへの支援を、首相が理解して欲しいものです」

 「何年もの間、首相がダウニング街でイベントを主催し、まっとうな事を言うのをたくさん見てきましたが、彼らがこの国でのファッション産業がどれだけの雇用を生み出しているのか、あるいは(ロンドンにとって)ファッション産業がさまざまな意味でどれほど重要なのか、どれほど知っているのかはわかりません」「私たちは皆、政府にもっと働きかけることができるはずです」

 アナはさらに、この夏のトレンド「テニスコア」に見られるスポーツとファッションの融合について語り、この2つの分野は常に結びついてきたと指摘している。

 「ヴォーグ誌で長年仕事をしてきて、スポーツがファッションのすべてに浸透しているのを目の当たりにするのは興味深いことです。ヴォーグ誌では、ミュージシャンや演劇、映画と同じように、常にスポーツの世界を受け入れ、ファッションの世界と融合させてきました」「今日、ファッションはとても包括的なもので、アスリートはここ最近、世界的なスーパースターだと思います。ちょうどいいタイミングです」

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