人気歌手マレン・モリス(34)がバイセクシャルであることをカミングアウトした。昨年10月に5年間の結婚生活の末にライアン・ハードと離婚したマレン、プライド月間にちなんだ新しいSNSへの投稿で男女両方に魅力を感じていることを明かした。
インスタグラムでアリゾナでのコンサートの写真を公開する中、小さいプライドの旗を振っている写真も投稿、「アリゾナ州フェニックス。LGBTQ+のB(バイセクシャル)であることで幸せ。ハッピープライド月間」と綴っている。
一方で元夫との間に4歳の息子ヘイズ君を持つマレンは、昨年業界の体質とその政治的駆け引きなどから「とても距離を感じている」という理由で、カントリー・ミュージック界から離れることを発表していた。ロサンゼルス・タイムズ紙に対して、カントリー・ミュージックについてこう語っていた。「焼き払ってやり直したいと思ったの。だけど私の助けがなくても勝手に燃え尽きてしまった」
LGBTQ+コミュニティやブラック・ライヴズ・マター運動を声高に支持してきたマレンは変化を求めるばかりに孤立感を感じるようになったとして、「私は女性であるというだけで、常に疑問を持ち現状に挑戦してきたわ。だから選んでそうなったというわけじゃないの」「カントリー・ミュージックの世界に入れば入るほど亀裂が見え始めるの。そして、一度それを目にしてしまうともう見逃すことはできない」「もしあなたが本当にこのタイプの音楽を愛しているなら、そして問題が生じ始めていることに気づき始めたのなら、それは批判されなければならないわ。進歩を望むなら、こんなに人気があるんだから全て綿密に調べられるべきね」と口にしていた。