英リバプールが市名変更へ!恐るべきテイラー・スウィフトの経済効果 観客1人平均約17万円使う

海外エンタメ 海外エンタメ
 テイラー・スウィフト
 テイラー・スウィフト

 イギリスのリバプールがテイラー・スウィフトのコンサート開催にあたって市名をテイラー・タウンに変更する。来月13日から、「ジ・エラズ・ツアー」の一環で同市のアンフィールド・スタジアムで3夜連続で公演を行うテイラー。これを記念してリバプール市議会は、市名の変更と共に、来月8日からテイラーのそれぞれの時代にインスパイアされた11のアートインスタレーションを設置することを発表した。

 6月と8月にイギリスで15公演を行うテイラー、100万人以上の参加者はチケット、宿泊、移動、衣装などで平均848ポンド(約16万8900円)使うとされている。

 またバークレイズ銀行が発表したこのデータに関して、同銀行の主任行動科学者のピーター・ブルックス博士はこう話す。「50年代、60年代のエルヴィス(プレスリー)やビートルマニア(ザ・ビートルズの熱狂的なファン)、そしてテイラー・スウィフトといった文化アイコンにおいては、サポーターたちは、アーティスト、そしてほかのサポーターたちに強いつながりを持っています。そしてお金を使いたい欲求がかつてなく強くなるのです」「ファンじゃない人にとって、848ポンドは1回のコンサートに払うお金として高すぎると感じるかもしれません。しかし『ジ・エラズ・ツアー』のチケット保持者にとって、自分たちが払うあらゆるお金は、これから作る思い出への投資なのです」

 ちなみにリバプール、カーディフ、エディンバラ、ロンドンで開催されるコンサート参加者はチケットに平均206ポンド(約4万円)、14%がVIPパッケージやグッズまで様々な特典に400ポンド(約8万円)以上を費やすとしている。更に、移動費として平均111ポンド(約2万2000円)、宿泊費に平均121ポンド(約2万4000円)が上乗せとなるそうだ。更に新しいテーマの衣装、コンサート前の外食、アフターパーティーなどで、同ツアーはイギリスに9億9700万ポンド(約1983億円)の経済効果をもたらすとされている。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース