オアシスがデビューアルバム『オアシス』のアニバーサリーを記念し、再結成するという噂が立っている。同バンドのインスタグラムには、イングランドのコーンウォールにあるソーミルズ・スタジオと思しき場所の動画がキャプション無しで投稿されており、同スタジオでレコーディングされた『オアシス』は今年8月30日、リリースから30周年を迎える。
この投稿にファンらは記念盤のリリース、更には再結成の期待をしている状況だ。
2009年のパリ公演のバックステージでギタリストの兄ノエル・ギャラガーと喧嘩が勃発し、同バンドを脱退したフロントマンのリアム・ギャラガーだが、すでに同作の30周年を記念するツアーを来月スタートさせることが決定している。
リアムはノエルに同ツアーへの参加をオファーしたものの断られたそうで、「奴は頼まれたけど、拒否しているよ」と明かしていた。
来月英シェフィールドで開始、ロンドン、カーディフ、グラスゴー、ダブリンなどを回る同ツアーについてリアムはこう話していた。「『オアシス』ツアーの告知のために家じゅうを駆け回っている」「文句なく90年代に最も重要なアルバムだし、これなしに今の俺はいない。そして君もだ。だから一緒に祝おうってことさ」
このツアーでリアムはオアシスの往年の名曲、『リヴ・フォーエヴァー』『シガレッツ アルコール』『スーパーソニック』『ホワットエヴァー』『フェイド・アウェイ』『リッスン・アップ』『サッド・ソング』などを披露する予定だ。
一方のノエルは最近、ABBAのヴァーチャルコンサート「ABBA ヴォヤージ」に感動したそうで、オアシスのアバターを使ったコンサートに前向きな姿勢を見せていた。