ジャスティン・ビーバー(30)が、ラッパーのクリス・キングを追悼した。20日の現地時間午前2時半ごろ、テネシー州ナッシュビルの路地で銃撃事件に遭いクリスが死去、その友人が怪我を負った事件についてジャスティンは22日、インスタグラムのストーリーにコメントを寄せた。
元ハウスメイトで親友のクリスについてジャスティンはこう綴っている。「愛しているよブラザー。本当に辛い。彼の家族について皆祈ってほしい。楽園でまた会おう」
スノッティ・ノーズ・レコードの創設者でCEOだったクリスは、昨年末のインスタグラムでジャスティンと笑いハグし合う写真や動画をシェアし「意外な事実。俺はブラザー、クリブ(ジャスティン)と10年ほど前、1年半同居していた」と明かしていた。「何があっても変わらない人間がいて嬉しい。愛でいっぱいだ、永遠の家族。ジャスティン・ビーバー」と綴っていた。
また、クリスのコラボレーターだったトリッピー・レッドはインスタグラムに、音楽業界の重鎮エリオット・グレインジを紹介してくれた友人のクリスなしで今の自分はいないとして、「辛すぎる。何も考えられない。愛しているブラザー、戻ってきてくれ!」「一息つくこともできない」と悲しみを吐露、「いつも最高のエネルギーを持っていた」と故人を偲んだ。32歳という早すぎるクリスの旅立ちには、マシン・ガン・ケリーも「クリスは稀有だった」と、追悼のコメントを寄せている。
クリス(本名クリストファー・チークス)は、撃たれる前の19日(金)にナッシュビルのカンナフェストでステージを披露していた。
同事件についてナッシュビル警察署はこう発表している。「チークスは友人グループと共に現場で3人の男性と話していました」「29歳の被害者1人は、グループが仲良く時間をつぶしていたところ、3人の容疑者が強奪しようとしてきたと報告しています。それから銃声が聞こえ、撃たれたことに気づいたそうです」。さらに警察は、ヘイズ・ストリート・ホテルの駐車場でクリスが発見され、ヴァンダービルト大学医療センターに搬送、死亡が確認されたことを伝えている。
銃撃を受けたクリスの29歳の友人は一命を取り留めたが、現在警察は同事件の詳細をくまなく調査中だと話している。