プロレスラーのＴＡＫＡみちのくが２２日、自身のＸ(旧ツイッター)を更新。２ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之氏)がＸ投稿で、テレビ番組内の演出的な部分を「プロレス」と例えたとみられる表現について「俺の天職をバカにするような発言はやめてもらえますか？」と苦言を呈した。
ひろゆき氏は２１日に「番組で『目玉焼きは醤油派』と全員が言うと成立しないので、本心と異なる過激なソース派を主張してその場にいない視聴者の代弁をする演者は居ます。その後に『過激発言で炎上』とか見かけると、プロレスのわからない人が増えてるんだなぁ、、と思うおいらです。」とＸに投稿した。
その趣旨については同意の声がある一方で、ひろゆき氏による「プロレス」という言葉の選択について、「そういうのは『プロレス』ではなく『やらせ』とおっしゃって頂きたいのですが」「プロレス言うな」といった批判の声もあった。
ＴＡＫＡは、ひろゆき氏に対して「プロレスラーのＴＡＫＡみちのくと申します。」と切り出し、「あなたはプロレスやったことありますか？ないですよね？俺達は身体張って命懸けでプロレスしてます。怪我しないよう毎日トレーニングもしてます。俺の天職をバカにするような発言はやめてもらえますか？」とクギを刺した。
ＴＡＫＡは、みちのくプロレスなどで活躍後、１９９７年に米国のＷＷＦ（現ＷＷＥ）に所属。９８年には同団体の年間最大祭典「レッスルマニア」に日本人レスラーとして初出場するなど、プロレス界の〝日本人メジャーリーガー〟と称された。帰国後の２００２年に自身の団体「KAIENTAI DOJO」を旗揚げ。全日本などでも活躍し、２１年から新日本に参戦。５０歳の現在も第一線で奮闘している。
ＴＡＫＡの投稿に対し、フォロワーからは「なんでもかんでもプロレスを例えに出されるのは心外ですね」「プロレスをヤラセって言葉の代名詞みたいな使い方は私も好きではありません」「予定調和の取れた出来事やハプニングの事を総称してプロレス言うのは本当に聞いてて嫌になりますね」「世界中のプロレスラーに対して、冒涜とも取れる発言ですよね」「安易にプロレスに例える人は 本当のプロレス見た事ないんだろうなぁって思います」といった意見が続いた。
