社会人2年目以上だけど…4割弱が給与明細の「手取り」と「額面」の違い知らず 約1000人への調査で判明

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 ※画像はイメージです(SRT101/stock.adobe.com)
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 登録者数52万人超のYouTubeチャンネル「脱・税理士スガワラくん」を運営する税理士の菅原由一氏はこのほど、18歳以上25歳未満の会社員1000人(全国男女)のうち、社会人2年目以上だという917人を対象に「給与明細」についてアンケートを実施。給与明細の理解度を調査した。

 給与明細を6割超(62.9%)が「必ず確認する」と回答。「確認しない」も5.6%とわずかにいた。明細の理解度は40.4%が「理解している」と回答。その他は「なんとなく理解している」(51.5%)、「理解していない」(8.2%)となり、約6割が正確に理解していないことが分かった。

 給与に関する項目別の理解度では「手取りと額面の違い」(64.9%)が最も知られていたが、裏を返せば4割弱(35.1%)が手取りと額面の違いが分からないという結果に。また「社会保険料は4月から6月の給与の金額によって決まる」(30.6%)、「手当には所得税の課税対象と非課税対象がある」(28.1%)は3割前後しか知られておらず、認知度の低さがうかがえた。

 最後に、給与明細を見て驚いたことでは「思っていたよりも手取りが少なかった」(51.6%)と「税金や社会保険料などが想像以上に引かれていた」(40.8%)が顕著だった。(脱・税理士スガワラくん 調べ)

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