立民・泉健太代表「自民は負けリスクを回避」3補選開始 唯一直接対決・島根1区に「全力尽くす」

澤田 英延 澤田 英延
応援演説する立民・泉健太代表=東京・江東区
応援演説する立民・泉健太代表=東京・江東区

 衆院東京15区補選(江東区、28日投開票)が16日、告示され選挙戦がスタート。立憲民主党の泉健太代表は同党から立候補した酒井菜摘氏の応援に駆けつけた。

 この日はほかに島根1区、長崎3区の補選も告示された。泉氏は「自民党の裏金対応に対する答えを出す重要な選挙です。『これまでの自民党の対応ではダメだ』と、その声を国民のみなさまに上げていただきたい」と3補選の意義を強調した。

 自民党は東京15区と長崎3区では候補者の擁立を見送っている。これには「自民党としては不戦敗という形で、負けリスクを回避した」と分析。「そういった意味でも島根1区ではっきりと、直接対決でですね、立憲民主党が勝つという戦いにしていかねばならない」と島根決戦に思いをはせた。

 3つの補選について「結果を出す、答えを出ていくという戦いを各地でやっていきたいですね」と意気込み。続けて「3選挙区とも重要ですが、特に直接対決、自民党、公明党の強い地盤と戦う選挙になります。激戦が予想されますが、国民、有権者の世論が高まることによってひっくり返すことができると考えていますので、その島根1区で必ず勝利をしたい。全力を尽くしたい」と重ねて島根1区の重要さを強調した。

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