政治団体・NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(56)が12日、国会内で会見し、衆院東京15区補選(江東区、16日告示・28日投開票)の公認候補として〝日本一稼ぐ弁護士〟の異名を持つ福永克也弁護士(44)に出馬を打診したことを明らかにした。
NHK党から同補選に、候補者を立てないこと意思を示していた立花氏だったが急転した。この日の役員会で、公認候補を立てるべきとの意見が出たといい「候補者を出す方向で動きます。都知事選に30人立てるんだったら、1人出すべきだろうということで、返事を待っている状態」と説明した。
同補選には、8人の候補者が乱立。作家の乙武洋匡氏(48)への推薦をめぐって、各党の思惑も入り混じる。立花氏は「相当熾烈(しれつ)な戦い。白熱した選挙戦になり、注目度も高い。参加しないのはマイナス。火曜日までには正式に決定して、発表したい」と、電撃参戦をうかがう。
打診を受けた福永氏は、自身のX(旧ツイッター)で「立花さんから、東京15区の補選に立候補して欲しいって言われたんですが、どうすべきでしょう?僕、4/16―19が九州で、4/20―5/30までエベレストで何の活動もできないんですが、あとはこっちでやっておきますって笑」と投稿し、立候補の是非を問う投票を開始していた。